内申点が左右される高等学校進学
本格的に高等学校の入学対策が始められるのは、大抵中学の3年生夏からだ。
しかし、それまでは何もしなくていいのかと言うと、むしろ、それまでのことの方が重要と言える。
高等学校の受験においては内申点というものが大きくかかわってくるからだ。
この内申点においては様々な意見がある。
教師の前だけで良い子を演じていれば内申点もよくなるのではないかといった問題だ。
確かに、内申点は教師の判断に大きく委ねられているが、それだけではなく、遅刻や欠席、授業態度などを総合的に判断したものである。
もちろん、反抗的な子供よりは従順な子供の方が有利ではあるが、親が内申点を気にする余り、自由な学校生活を送ることが出来ないような環境にはしたくないものだ。
内申点は地方によって採用される対象が異なる。
1年生から3年間の内申点が採用される所もあれば、3年生の1年間だけが採用される所もある。
特に推薦入試を考えているのであれば、内申点で決まるといってもいいぐらいなので、大切にしたい。
日々の生活態度や部活動などでの取り組み、クラスや学校全体での取り組みについても観察されているので、何事にも前向きに、たとえ結果が伴わなくても努力する姿勢が問われる。
これは子供の性格にも関係してくるが、その前に、親との生活が大きく関わってくるので、親としての生活の見直しも大切である。
時間を守る、誠意を尽くす、こういったことは親の背中を見て子供は学習する。
そういった意味でも子供は親の鏡と言える。
塾は必要?どうする受験
受験といえばイコール塾というイメージがあるが、必ずしも塾に行くことが受験対策とは言えない。
それは、子供の学習レベルと受験する高等学校のレベルに依存するからだ。
志望する高等学校への推薦入試が確実であるなら、あえて高い月謝を払ってまで塾に行かせる必要はないだろう。
その子供は進学後も授業についていくことが出来ると太鼓判を押されたようなものだからである。
しかし、数学や英語など毎日の積み重ねが重要となってくる教科において、あまり得意ではないとしている子供の場合は塾の利用が有効だ。
学校ではフォロー出来ない、過去のつまづきを追って、子供の理解力を養うことが出来るからだ。
このように、子供がどこでつまづいたかを知ることによって、その先の理解力を得ることができる。
特に英語などはどれだけ多くの単語や熟語を知っているかが鍵となるので、家庭の中で自習する習慣を早い時点で持つようにしたい。
いざ、中学3年生になったから、勉強しなさいと言っても、自習の習慣のない子供には何をしていいのかすら分からないだろう。
親も、学校や塾に任せきりではなく、子供と一緒にもう一度勉強する、ぐらいの気持ちで子供に寄り添うことも大切だ。
受験が近くなってきたら、模擬試験を受けるのも有効な手段である。
決められた時間内にどのぐらいの量の問題を解かなくてはいけないのか、どのぐらいの配分で時間を使えばいいのか、結果、自分の学力はどのぐらいなのか。
これらのことを経験するために模擬試験は試験に慣れるということが出来る。
模擬試験を何度か受けることによって、その特殊な環境での緊張感に慣れることで、試験当日にも落ち着いて対応することが出来るようになるのである。 |