スポーツ、部活動で選ぶ
高等学校での生活においての楽しみは勉強以外の方が多いかもしれない。
ここでは、学力だけではない高等学校の選び方を考えてみたい。
まず、一番に思いつくのはクラブ活動ではないだろうか。
特にスポーツに特色を持つ高等学校が多い。
高校野球やインターハイなど、活躍の場も広がり、将来有望な選手の発見にも繋がるからだ。
もちろん中学から続けているスポーツを特徴としている高等学校に入りたいと願う子供は多いだろう。
親としては、スポーツでプロになるなんてあり得ない、との思いから学力を優先したい所だが、自分の限界を学習する場として捉えてもらいたい。
夢は努力だけで適うものではないと、自分の力で挫折を味わうことも人生における学習だ。
だからと言って、子供の選ぶものを全て受け入れることとは、また意味が違う。
あなたは後悔することになるかもしれないが、それでも選ぶのかと問うことが親の仕事だ。
そこで揺らぐ程度の決意ならば、子供にとって大した夢ではないと言うことになる。
本気で将来の事を考えさせる良い機会となるであろう。
スポーツに力を入れている高等学校には日本中から優秀な選手が集まってくる。
可能であれば、そのクラブ活動の練習を見学するといいだろう。
どのような練習を行っているのか、先輩に話しを聞くチャンスがあれば、ぜひ聞いておきたい。
努力すれば自分にも出来る範囲なのか、そうでないのかを把握しておかないと、夢見て入った高等学校で結局クラブをやめてしまうというような悲劇も起きる。
アルバイトで社会デビュー
高等学校、特に商業系の学校ではアルバイトが認められている場合が多い。
アルバイトは金銭感覚を養う上でとても重要であり、社会における秩序や仕組みなどを学習するよい機会なので、ぜひ若い間に仕事をさせてみて欲しい。
仕事に対する厳しさ、苦しさ、辛さ、それに対する対価を実感することで、お金の本当の有難味を肌で感じることとなる。
高等学校時代のアルバイトの経験により、自分が接客に不向きであるとか、単純作業に不向きであるとか、自分の仕事に対する特性を理解することも出来る。
これは将来の就職において重要な判断材料となるので、尊重したい。
例え、裕福な家庭であって、お金に不自由していない場合でも、出来ればアルバイトをさせてみて欲しい。
むしろ、裕福な家庭の子供程、アルバイトで小銭しかもらえない現実を知ってもらいたい。
アルバイトで得られるものは、金銭感覚に留まらない。
今まで同年代との関係で成り立ってきた学生生活とは異なり、自分の親と同じ世代の人、大学生の人、男女を問わず様々な人間関係において貴重な体験をするだろう。
高等学校によってはアルバイトを禁止している所もある。
これは余計なトラブルに巻き込まれないようにという大人の判断が大きいが、子供にとっては大きなお世話ではないだろうか。
危ないものを前もって大人が取り上げることが子供の成長を阻害してはいないだろうか。
危ないものを安全に取り扱う方法を教えることこそ、大人の義務ではないのか。
失敗しても取り戻すことの出来る高等学校の3年間の間に、豊かな経験を積ませたいものだ。 |